Museums-Brauerei Schmitt
2006年春、ドイツの美味しいビールを発掘すべく、Jenaスタッフはドイツでも最小のビール醸造所を訪れました!
ここはワイマールから50キロほど離れた小さなジンゲンという集落で、シュミットさんご家族で醸造販売されておられます。
機械類は100年ほど前のものばかりです。もちろんオートメーションなどとは無縁です。
なんと、主動力はいまでもスチームエンジンです。この回転をベルトで伝えています。
説明してくださったのは、奥さんです。
(エンジンを詳しく見たい方は、ここをクリック)
スチームエンジンを動かすボイラー。
燃料はマキです。
小さな醸造釜
発酵桶は2つですが、一つは木製でした。夏のピーク時は両方の桶で醸造するそうです。
ここは出来上がったビールを寝かせておくところ。
ドイツでは標準型のアルミの樽が使われています。
まだ雪が残っている時期でしたので、量は少ないようでした。
集落の人々が、仕事が終わってから集まってきます。
おもしろいのは、ツマミ持参で来ることです。ハムやチーズ、みな自家製です。
ビールは、色も味もすごくクリアです。ドイツビールらしく、苦みがあってどっしりしています。
ちょっと甘い感じがします。
生の豚肉のミンチをパンに塗って食べます。すごく美味!
(囓った後で失礼)
グリーンの服を着ているのが、醸造しているご主人。
ジンケンは、小さな教会のまわりに広がる本当に小さな集落でした。
一応鉄道も通ってはいるようです。
いかにも手作りらしく、ラベルを貼る角度もバラバラ!
Jenaでは、これからも美味しいビール、珍しいビールをご紹介していきます!
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